パレスチナ

平成30年6月26日
日・パレスチナ外相会談1
日・パレスチナ外相会談2
6月26日午後6時(現地時間)から約50分間,タイを訪問中の河野太郎外務大臣は,バンコクで開催されたパレスチナ支援のための東アジア諸国協力促進会合(CEAPAD)第三回閣僚級会合の機会に,リヤード・マーリキー・パレスチナ外務・移民庁長官(H.E. Dr. Riad Malki, Minister of Foreign Affairs and Expatriate of Palestine)と日・パレスチナ外相会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
  1. 河野大臣から,先般ヨルダンの死海にて開催した「平和と繁栄の回廊」構想閣僚級会合におけるマーリキー長官の貢献に謝意を示しつつ,今般のCEAPAD閣僚級会合の開催は,引き続き厳しい状況にあるパレスチナを支援していくとの日本のコミットメントを実行するものである旨述べました。
  2. これに対し,マーリキー長官は,「平和と繁栄の回廊」構想やCEAPADといった日本のイニシアティブへの高い評価を述べつつ,日本によるパレスチナの経済開発支援に対して多大な謝意を表明しました。河野大臣は,UNRWAを通じた難民支援やICT分野を中心とした支援も引き続き行っていく旨述べました。
  3. また,両者は,中東和平問題についても意見交換を行い,この問題の前進に向けて引き続き緊密に連携していくことを確認しました。

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