パレスチナ
ハムダッラー・パレスチナ首相主催昼食会
平成29年12月26日
本26日,12時15分(現地時間。日本時間26日19時15分)から約60分間,パレスチナを訪問中の河野太郎外務大臣は,ラーミー・ハムダッラー・パレスチナ首相(H.E. Dr. Rami Hamdallah, Prime Minister of Palestine)主催の昼食会に参加したところ,概要は以下のとおりです。
- 河野大臣から,今次訪問におけるハムダッラー首相の歓待に謝意を示しつつ,中東和平をめぐる状況が複雑化している今だからこそ,「平和と繁栄の回廊」構想を着実に進めることが重要であるとの基本的立場に基づき,ジェリコ農産加工団地(JAIP)のグレードアップについて説明しました。また,パレスチナに対する約4000万ドルの新規支援についても改めて説明しました。
- これに対し,ハムダッラー首相は,河野大臣のパレスチナ訪問を歓迎する旨述べるとともに,JAIPをはじめとした,日本によるパレスチナの経済開発支援に対する謝意が表明され,引き続き緊密に連携していきたい旨述べました。
- また双方は,現下の状況における中東和平問題,パレスチナにおける国民和解の見通し,パレスチナの経済政策及び投資誘致策等についても意見を交わしました。