中東

平成30年12月15日
12月14日及び15日,河野太郎外務大臣は,ヨルダン及びカタール国を訪問したところ,概要は以下のとおりです。

1 ヨルダン

第1回日・ヨルダン外相間戦略対話1
第1回日・ヨルダン外相間戦略対話2
12月14日(金曜日),河野大臣はヨルダンのアンマンを訪問し,アイマン・サファディ・ヨルダン外相及びバーセム・アワダッラー前国王顧問とそれぞれ会談を行いました。

本年11月のアブドッラー・ヨルダン国王訪日の際に,両首脳間で両国の戦略的パートナーシップを一層強化することで一致したことを踏まえ,サファディ外相との間で第一回の外相間戦略対話を行い,日・ヨルダン二国間関係や,シリア情勢,中東和平を含む中東地域の情勢について対話を行いました。

2 カタール

第18回ドーハ・フォーラム出席
日・カタール外相会談
12月15日(土曜日),河野大臣はカタール国のドーハを訪問し,カタール国要人と会談したほか,カタール政府からの招待に応じる形で,タミーム・カタール国首長が主催する第18回ドーハ・フォーラムに出席しました。(河野大臣のドーハ・フォーラムへの出席は日本の外務大臣として初めて。)

(ア)カタール国要人との会談

河野外務大臣は,アブドッラー首相兼内務大臣表敬を行うとともに,ムハンマド副首相兼外務大臣との間で日・カタール外相会談を行いました。
これらの会談では,エネルギー分野を超えた包括的パートナーシップを更に強化していくことを確認しました。また,邦人ジャーナリスト解放に関するカタール側の協力に対し謝意を伝えるとともに,カタール断交問題やイエメン問題を含む中東地域の情勢についても意見交換を行いました。

(イ)第18回ドーハ・フォーラムへの出席

河野外務大臣は,初日冒頭セッションを傍聴したほか,初日閉会セッションにおいて,ドーハ・フォーラムの主題である,「相互につながる世界における政策形成」について,スピーチ(骨子(PDF)日本語英語)を行いました。

(ウ)その他

河野外務大臣は,カイレ・ソマリア首相メレシュカーヌ・ルーマニア外相ムラデノフ国連中東和平担当特別調整官とも協議を行いました。

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