国連外交
今日、国際社会は、紛争やテロ、貧困、難民、気候変動、感染症など、様々な課題に直面しており、国連や国際機関が果たすべき役割は更に大きくなっています。日本は、国際協調主義に基づく「積極的平和主義」の立場から、国連や国際機関を通じた協力を更に強化し、一国では実現できない外交目標の達成、国際社会共通の課題の解決に向けて取り組むとともに、国際社会の平和と安全の維持のために、主要な役割を果たしてきています。
国連とは

国際連合(国連)は、世界のほぼ全ての国(2020年4月現在193か国)が加盟する普遍性を備えた国際機関です。多種多様な分野において国際社会が直面する諸課題に取り組んでいます。国連総会や安全保障理事会、経済社会理事会等の機関で構成されています。また、国連にはそれぞれ専門分野をもつ様々な関係機関があり、幅広い活動を行っています。
UN Photo/Milton Grant
日本と国連

日本は、普遍性と正統性を有する国連を活用し、一国では実現できない政策目標の実現を目指しています。国連と連携した日本の取組についても紹介します。
国連総会

国連総会は、すべての加盟国によって構成される国連の主要な審議機関です。例年、9月中旬に開会します。
UN Photo/Loey Felipe
国連安全保障理事会

国際の平和及び安全の維持に主要な責任を負う主要機関です。5か国の常任理事国と10か国の非常任理事国で構成され、日本は、2023年1月から、加盟国中最多の12回目となる非常任理事国を、務めます。
UN Photo/Evan Schneider
国連改革・安保理改革

国連の役割が年々拡大する中、国連がその役割を果たせるよう、安保理改革を始めとする国連改革を通じた国連の機能強化が重要です。
UN Photo/Paulo Filgueiras
国連が取り組む様々な課題

国連は、紛争解決や平和構築、テロ対策、軍縮・不拡散、開発、人権、環境・気候変動、防災を含む多種多様な分野に取り組んでいます。
国際機関で働く日本人職員

国連関係機関をはじめとする国際機関では、日本人職員の方々が、地球規模課題の解決に取り組んでいます。国際機関で働くことを目指す方は外務省国際機関人事センターホームページ(外部リンク)をご覧ください。