国連外交

日本と国連

平成30年9月4日

日本外交にとっての国連の重要性

 環境・気候変動,核軍縮・不拡散,紛争解決や平和構築,貧困等,外交において主要課題として顕在化する様々な分野で国連は重要な役割を果たしています。日本自身の持続可能な成長のためにも,これら諸課題に取り組む国連と連携して,安定した国際環境の創出は不可欠です。さらに,上記課題に加えて,国連は北朝鮮問題等,日本の安全保障にとって重大な問題についても,重要な役割を担っています。
 また,国連は幅広い諸国が加盟しているという普遍性と,世界中の情報・知見を集約しているという専門性に基づく正統性という強みを持っています。日本はこの強みを最大限に活用することで,一国では実現できない政策目標を実現することができます。

国連事務総長と国連総会議長

国連事務総長

  • (画像)潘基文国連事務総長
    UN Photo/Mark Garten​

 国連の象徴であり,貧しい人々や弱い立場にある人々はもちろん世界中の人々の代弁者である事務総長は安保理の勧告に基づき総会から任命され,任期は5年です。

国連総会議長

 国連の全加盟国により構成される総会の議事を取り仕切っている総会議長は国連総会の会期に合わせて,毎年6月中旬に選出後,9月に就任し,任期は1年です。

日本の取組

国連改革・安保理改革

  • (画像)国連改革の経緯と現状

 安保理はこのような国際社会の平和と安全に関する課題に対して主要な責任を負っていますが,国連創設以来,その機構は基本的に変化していません。日本は,国際情勢の変化を踏まえ,国連安保理を21世紀にふさわしくするために,安保理改革を進めています。

 また,国連が有限の資源の中で国際社会の広範な課題に取り組むために,効率的・効果的な行財政を確立することが必要です。こうした考えから日本は政策の優先順位を反映した資源配分の重要性を訴え,より効率的・効果的な国連となるように取り組んでいます。

 安保理改革を進める上でも,日本が安保理非常任理事国入りすることが重要だと考え,選挙活動に取り組んでいます。

国連及び国際機関における日本人職員の支援及び職員数の増強

 国連等国際機関に対する日本の財政的貢献に比べて,同機関に勤務する日本人職員の数は「望ましい職員数」の3分の1程度に留まっています。この状況を改善するために,日本はJPO派遣制度,広報活動,応募・選考支援,潜在的候補者の発掘・育成事業等に取り組んでいます。

国連平和構築委員会

 国連平和構築委員会の主な目的は,紛争後の国家の平和構築と復旧のための統合戦略を助言及び提案することです。我が国は組織委員会のメンバーとして,また,2011年以降は強運作業部会の議長国としてその活動に貢献しています。我が国は,平和構築基金のドナーであり,国連の平和構築の取組に積極的に関わっています。

国際機関大使会議


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