人権外交
ジュネーヴ諸条約及び追加議定書
令和6年6月6日
1 1949年のジュネーヴ諸条約(ジュネーヴ4条約)
武力紛争が生じた場合に、傷者、病者、難船者及び捕虜、これらの者の救済にあたる衛生要員及び宗教要員並びに文民を保護することによって、武力紛争による被害をできる限り軽減することを目的とした以下の4条約の総称です。日本は、1953年4月21日に加入し、1953年10月21日に発効しました。
2 ジュネーヴ諸条約追加議定書(1977年採択)
武力紛争の形態が多様化・複雑化したことを踏まえ、文民の保護、戦闘の手段及び方法の規制等の点で、ジュネーヴ諸条約を始めとする従来の武力紛争に適用される国際人道法を発展・拡充したものです。国際的な武力紛争に適用される第1追加議定書と非国際的な武力紛争に適用される第2追加議定書があります。日本は、2004年8月31日に両議定書に加入し、2005年2月28日に発効しました。