フランス共和国

日仏首脳会談

平成29年9月20日

英語版 (English)

 9月20日,午前12時00分から約40分間,国連総会に出席するため米国・ニューヨークを訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は,エマニュエル・マクロン・フランス共和国大統領(H.E. Mr. Emmanuel Macron, President of the French Republic)と首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭

 マクロン大統領から,本日時間をとって議論できることを嬉しく思う,日仏関係の更なる強化のために緊密に連携していきたい旨述べたのに対し,安倍総理大臣から,G7タオルミーナ・サミット以来の再会を喜ばしく思う,先般は大変有意義な電話会談を行えたと応じました。

2 北朝鮮

(1)北朝鮮問題については,安倍総理大臣から,15日にも日本上空を通過する弾道ミサイルを発射別ウィンドウで開くしたことは,国際社会の安全に対するこれまでにない,重大かつ差し迫った脅威となっている旨強調しました。また,北朝鮮に対して格段に厳しい制裁措置を含む安保理決議を全会一致で採択できたことを高く評価するとともに,新決議を含む関連安保理決議(PDF)別ウィンドウで開くは完全に履行されて初めて真価を発揮する旨述べました。

(2)これに対し,マクロン大統領から,日本の懸念を共有する,フランスとしても断固とした対応を取りたい旨の表明がありました。

(3)両首脳は,北朝鮮問題に対応する上で,中国及びロシアの役割の重要性についても認識を共有し,制裁の強化に向けて,安保理を含む国際社会において日仏で緊密に協力していくことを確認しました。

(4)また,安倍総理大臣から,拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を要請しました。

3 二国間関係,地域情勢

(1)両首脳は,仏海軍練習艦隊「ジャンヌ・ダルク」の訪日の際の日仏英米による共同訓練等,最近の日仏間の安全保障・防衛協力の進展を評価した上で,今後もこの分野での協力を一層進めていくことで一致しました。その観点から,両首脳は,物品役務相互提供協定(ACSA)の交渉の加速化や防衛装備協力を推進していくことで一致しました。

(2)また,両首脳は,南シナ海といった地域情勢についても意見交換を行い,法の支配に基づく国際秩序の維持のため,引き続き緊密に連携していくことで一致しました。

(3)両首脳は,明年パリを中心に行われる大規模な日本文化紹介行事である「ジャポニスム2018」別ウィンドウで開くを成功させるため,引き続き緊密に協力していくことで一致しました。

(4)また,総理から,2024年オリンピック・パラリンピックのパリ開催の正式決定にお祝いを述べた上で,2020年の東京オリンピック・パラリンピックの経験や知見を共有していきたい旨述べたのに対し,マクロン大統領から,日本と協力してオリンピック・パラリンピックを成功させたい旨述べました。

4 日EU・EPA

 安倍総理大臣から,保護主義的な動きの中で,日EU・EPAの大枠合意により,日本とEUが自由貿易の旗を高く掲げ続けるとの世界に対するメッセージとなった旨述べました。両首脳は,日EU・EPAの早期の署名・発効に向け,協力していくことを確認しました。


このページのトップへ戻る
フランス共和国へ戻る