ロシア連邦

令和元年5月31日

 5月31日,河野大臣は,東京において,ラヴロフ露外相との間で,本年4回目,通算11回目の日露外相会談を実施したところ、概要は以下の通りです(ワーキング・ランチを含め約3時間。そのうちテタテ会談は約40分。)。

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1 平和条約締結問題

  • 6月の日露首脳会談に向けた準備として,昨年11月のシンガポールでの両首脳の合意に従って,平和条約について議論しました。
  • 平和条約については,これまでの交渉の積み重ねの中で培われてきた河野大臣とラヴロフ外相との信頼関係の下で,非常に率直なやり取りが行われました。これまでの外相会談に引き続き,日露の立場が異なる部分については,河野大臣から明確に日本の立場を伝えました。
  • 四島における共同経済活動については,前週に行われた人の移動に関する局長級作業部会及び法的側面に関する課長級作業部会の結果を踏まえ,プロジェクトの早期実施に向けた作業の進捗を確認するとともに,今後の進め方について議論しました。6月11日にプロジェクトの内容に関する局長級作業部会を開催することで一致し,この作業部会を含め,6月の日露首脳会談を念頭に,引き続き,双方の法的立場を害さない形でのプロジェクトの実施に向けて,双方が柔軟性を発揮して建設的に作業を進めていくことを確認しました。
  • 本年も夏に実施することで一致している航空機墓参等の元島民の方々のための人道的措置についても,引き続き着実に取組を進める重要性を確認しました。

2 二国間関係

  • 6月の日露首脳会談も念頭に,8項目の「協力プラン」別ウィンドウで開くの具体化を含む経済や人的交流といった幅広い分野における日露関係について議論しました。
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