フィリピン共和国
河野外務大臣とドミンゲス・フィリピン財務大臣との会談
平成31年2月10日


本10日午後3時45分から約40分間(現地時間;日本時間同日午後4時45分から),河野太郎外務大臣は,在ダバオ総領事館開館式典への出席等のため訪問中のフィリピン・ダバオにおいて,カルロス・G・ドミンゲス・フィリピン共和国財務大臣(H.E. Mr. Carlos G. Dominguez, Secretary of Finance of the Republic of the Philippines)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,河野大臣から,ドゥテルテ大統領の地元であり,日本と歴史的なつながりの深いダバオに総領事館が開設されたことで,両国国民の絆は益々強くなるものと確信する旨述べました。これに対し,ドミンゲス財務大臣から,在ダバオ日本国総領事館の開館を心から歓迎する,日本との関係を更に強化していきたい旨述べました。
2 両大臣は,ドミンゲス財務大臣がフィリピン側議長を務める日フィリピン経済協力インフラ合同委員会の下で,マニラ地下鉄の整備,首都圏鉄道(MRT)3号線の修復,南北通勤線の延伸等のドゥテルテ大統領のビルド・ビルド・ビルド政策を支えるインフラ整備計画が,日本からの円借款による支援を受けて進展していることを歓迎しました。
3 また,ドミンゲス財務大臣からは,同日に交換公文が署名された有償資金協力「ミンダナオ紛争影響地域道路ネットワーク」について,ミンダナオ和平の定着・経済発展に大きく貢献するものであり,日本からの支援(PDF)に感謝する旨謝意が述べられました。