アジア

第11回日メコン外相会議

平成30年8月3日

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 8月3日午後4時48分(現地時間)から約50分間,シンガポールにおいて,第11回日メコン外相会議が開催され,我が国から河野外務大臣が出席し議長を務めたところ,概要は以下のとおりです(メコン地域諸国から,カンボジア王国のソック・シパナ政府顧問(プラック・ソコン上級大臣兼外務国際協力大臣の代理),ラオス人民民主共和国のサルムサイ・コンマシット外務大臣,ミャンマー連邦共和国のチョウ・ティン国際協力大臣,タイ王国のドーン・ポラマットウィナイ外務大臣,ベトナム社会主義共和国のファム・ビン・ミン副首相兼外務大臣が出席。)。

1 冒頭

 河野大臣から,先月のラオス南部でのダム決壊及びメコン諸国での豪雨による多くの犠牲者に対して哀悼の意を示しました。その後,河野大臣から,本年10月8日,9日に第10回目の日メコン首脳会議を東京で開催すること,明年「日メコン交流年2019」を実施することを発表しました。続けて,河野大臣から,日メコン首脳会議において,新たな日メコン協力の戦略を策定すべく,今後の協力につき忌憚なく意見交換したい旨述べました。

2 日メコン協力

 河野大臣及びメコン各国の外相は,「日メコン連結性イニシアティブ(PDF)別ウィンドウで開く」の主要案件の定量的評価日本語(PDF)別ウィンドウで開く英語(PDF)別ウィンドウで開く)に言及しつつ,新東京戦略2015(PDF)別ウィンドウで開くの下での日メコン協力のレビューを行い,日メコン協力が,連結性強化等,メコン地域の発展に大きな貢献をしていることを再確認しました。メコン各国の外相から,日本の長年にわたる協力に対して改めて謝意が表明されるとともに,今後の更なる協力への期待が示されました。
 また,河野大臣及びメコン各国の外相は,上述したレビューを考慮にいれつつ,今後の日メコン協力の方向性について意見交換を行いました。河野大臣及びメコン各国の外相は連結性,人,環境を日メコン協力の新たな三本柱として特定し,同三本柱に沿った新たな戦略を第10回日メコン首脳会議において採択すべく作業を進めていくことで一致しました。

3 地域・国際情勢

(1)河野大臣から,以下のとおり述べました。

ア ミャンマー・ラカイン州の平和と安定は我々全員の関心事項であり,ミャンマー政府が,国連の関与を得て,避難民の帰還プロセスの進展を示すことが重要。ミャンマー政府による独立調査団の設置及び避難民帰還に向けた国際機関とのMOU締結を歓迎。日本は,ミャンマーの取組を引き続き最大限後押ししていく。メコン各国とも連携したい。

イ 北朝鮮問題や南シナ海における紛争の平和的解決に向け,メコン諸国と今後も連携したい。北朝鮮問題については,引き続き全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの完全な,検証可能な,かつ,不可逆的な廃棄(CVID)に向けて,北朝鮮から具体的な行動を引き出さなければならない。関連安保理決議の完全な履行が重要。メコン諸国とともに米朝プロセスをサポートしたい。拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を期待。

(2)これに対し,メコン諸国から,本年4月の南北首脳会談及び,その後の米朝首脳会談を歓迎しつつ,北朝鮮の完全な非核化に向けて,国連安全保障理事会決議に基づく措置の履行を継続することが重要であるとの発言がありました。また,複数の国から,拉致問題の早期解決について理解する発言がありました。


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