報道発表
佐藤外務副大臣とカバ・コートジボワール計画・開発大臣との会談
平成30年10月7日


本7日午後4時05分頃から約20分間,佐藤正久外務副大臣は,アフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合出席のため訪日中の二アレ・カバ(Mrs.Niale Kaba)コートジボワール共和国計画・開発大臣との間で会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,佐藤副大臣から,カバ大臣のTICAD閣僚会合出席を心から歓迎する旨述べました。また,昨年11月にコートジボワールを訪問した際にも実感したとおり,同国は西アフリカ経済の牽引役を担っており,関係を重視している旨述べました。
2 さらに,佐藤副大臣から,コートジボワールは西アフリカ「成長の環」広域開発で重要であり,この点,日本・コートジボワール友好交差点の改良やアビジャン港穀物バース建設等の支援の着実な進展は喜ばしく,また,アビジャン3交差点建設のために円借款を供与する方針である旨伝えました。さらに,10月に船着場整備等のための無償資金協力の交換公文に署名したことを歓迎する旨述べました。加えて,今後の両国間の経済活動の更なる活発化に向けて,投資協定の締結が重要である旨述べました。
3 続けて,カバ大臣から,近年日本との協力が拡大していることは喜ばしく,交差点改良等の日本のインフラ等の支援に謝意を表明しました。また投資協定の締結に向けて協力していきたい旨述べるとともに,明年のTICAD7に向けた協力を約束しました。