アフリカ
アフリカ安保理理事国首脳等との会合
平成29年9月18日

(写真提供:内閣広報室)

(写真提供:内閣広報室)
9月18日16時50分(現地時間,日本時間19日5時50分)から約40分間,第72回国連総会出席のため米国ニューヨークを訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は,アフリカ安保理理事国首脳等との会合を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,安倍総理から,アジアとアフリカの両地域にとっての喫緊の課題を議論したいとして,アフリカの平和と安定に対する諸課題に関し,南スーダンへの自衛隊施設部隊の派遣やPKO訓練センター支援等を通じた日本の貢献を紹介するとともに,北朝鮮による核実験及び弾道ミサイル発射の強行は国際社会の平和と安全に対する,これまでにない重大かつ差し迫った脅威である旨述べました。その上で,安倍総理から,従来にない新たな段階の圧力をかける必要があり,制裁の「抜け穴」が生まれないよう,先般採択された国連安保理決議第2375号を含め,関連する安保理決議(PDF)の完全な履行の重要性を強調しました。また,安倍総理から,国際社会の平和と安定に日本とアフリカがより積極的に貢献するためにも,安保理改革が急務である旨述べました。(安倍総理冒頭発言(日本語(PDF)
/ 英語(PDF)
)
2 これに対し,アフリカ側首脳から,アフリカの平和と安定に対する日本の支援(PDF)に対する謝意が述べられるとともに,北朝鮮の核実験は国際社会に対する正面からの挑戦であり,関連する安保理決議の完全な実施を含め,日本の立場を強く支持する旨述べました。また,アフリカ側首脳から,安保理改革の重要性が強調されました。
(アフリカ出席者)
- ハイレマリアム・エチオピア首相
- サル・セネガル大統領
- ンゲマ・赤道ギニア大統領
- ウワタラ・コートジボワール大統領
- コンデ・ギニア大統領