コートジボワール共和国
日・コートジボワール外相会談
平成30年9月25日


本25日午後2時(現地時間)から約30分間,国連総会出席のため米国ニューヨークを訪問中の河野太郎外務大臣は,マルセル・アモン=タノー・コートジボワール外務大臣(H.E. Mr. Marcel AMON-TANOH)との間で会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,河野大臣から,高い経済成長を維持し,物流の要衝として西アフリカ経済の牽引役を担うコートジボワールとの関係を重視しており,明年8月に横浜で開催するTICAD7に向けて,協力していきたい旨述べました。これに対し,マルセル・アモン=タノー外務大臣から,横浜でのTICAD7にはウワタラ大統領とともに参加したい旨述べました。
2 続けて河野大臣は,西アフリカ地域の連結性強化に資する「西アフリカ成長の環」広域開発につき,本年1月,アビジャンでマスタープランが発表されたことを歓迎するとともに,両国間の経済活動の活発化のため,二国間投資協定の早期締結が重要であり,コートジボワール側の協力を期待したい旨述べました。これに対し,マルセル・アモン=タノー外務大臣から,道路及び社会インフラ分野での日本の開発協力に感謝する,自動車産業を中心にした日本企業の投資の拡大を要望する旨述べました。
3 この他,安保理非常任理事国であるコートジボワールとともに国連安保理における協力及び安保理改革,北朝鮮問題等に関し,意見交換を行いました。