報道発表
日・ケニア外相会談
平成30年10月7日



本7日9時10分から約20分間,河野太郎外務大臣は,アフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合出席のため訪日中のモニカ・ジュマ(H.E. Amb. Monica Juma)ケニア共和国外務長官と外相会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,河野大臣から,ジュマ長官のTICAD閣僚会合出席を心から歓迎する旨述べました。また,東アフリカのゲートウェイであり,モンバサ港を擁し,自由で開かれたインド太平洋戦略を推進する上で最も重要なパートナーであるケニアと引き続き連携を強化したい旨述べました。また,これまで150人に上るケニア人をABEイニシアティブの研修生として日本に受け入れてきたことに言及しました。
2 続けて,ジュマ長官から,モンバサ港開発をはじめとする日本の支援の重要性について述べ,持続可能な開発につながるブルーエコノミー,再生可能エネルギー,人材育成分野等における日本との更なる協力の可能性について言及があるとともに,東アフリカ地域の平和と安定に対する日本の貢献に謝意が表明されました。更に,明年のTICAD7に向けた協力を約束しました。
3 また,両大臣は,ケニアにおける積極的な日本企業の活動を歓迎するとともに,両国の経済関係の更なる強化のためにも,ビジネス環境の整備が重要であることを確認しました。