安倍総理大臣

安倍総理のトリニダード・トバゴ訪問(概要と評価)

平成26年7月30日

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 安倍内閣総理大臣はトリニダード・トバゴを訪問し,7月27日~28日にかけてポート・オブ・スペインにおける行事に参加したところ,概要と評価は以下の通りです。日本の総理大臣のトリニダード・トバゴ訪問は史上初。

I 概要

1 主要日程

7月27日(日曜日)

歓迎式典
日・トリニダード・トバゴ首脳会談
日・アンティグア・バーブーダ首脳会談
日・ジャマイカ首脳会談
パサード=ビセッサー・トリニダード・トバゴ首相主催晩餐会

7月28日(月曜日)

日・カリコム首脳会合
署名式及び共同記者発表
カリコム9カ国首脳との懇談

2 日・トリニダード・トバゴ首脳会合

  • (写真提供:内閣広報室)
  • (写真提供:内閣広報室)

 27日(日曜日)午後4時55分(トリニダード・トバゴ時間。日本時間28日(月曜日)午前5時55分)から約65分間,安倍総理は,カムラ・パサード=ビセッサー・トリニダード・トバゴ首相と二国間会談を行い,二国間関係,日カリコム関係,国際場裡での協力につき意見交換を行いました。続いて約10分間,経済ミッション代表5名が,安倍総理立ち会いの下,パサード=ビセッサー首相へ表敬しました。

3  日・アンティグア・バーブーダ首脳会合

  • (写真提供:内閣広報室)
  • (写真提供:内閣広報室)

 27日(日曜日)午後6時15分(トリニダード・トバゴ時間。日本時間28日(月曜日)午前7時15分)から約25分間,安倍総理は,カリコム議長であるガストン・ブラウン・アンティグア・バーブーダ首相と二国間会談を行い,日・カリブ交流年における初の日・カリコム首脳会合を二国間関係並びに日・カリコム関係の一層の深化・拡大の機会とすることで一致しました。また二国間関係並びに国際場裡における協力につき意見交換を行いました。

4 日・ジャマイカ首脳会合

  • (写真提供:内閣広報室)
  • (写真提供:内閣広報室)

 27日(日曜日)午後6時50分(トリニダード・トバゴ時間。日本時間28日(月曜日)午前7時50分)から約35分間,安倍総理は,ポーシア・シンプソン=ミラー・ジャマイカ首相と二国間会談を行い,二国間関係,経済・経済協力,観光・人的交流,日カリコム関係,国際場裡における協力につき意見交換を行いました。

5 パサード=ビセッサー・トリニダード・トバゴ首相主催晩餐会

  • トリニダード・トバゴ首相主催歓迎晩餐会に出席
    安倍総理(写真提供:内閣広報室)
  • パサード=ビセッサー首相主催歓迎晩餐会で
    挨拶する安倍総理(写真提供:内閣広報室)

 27日(日)午後7時30分から約2時間,パサード=ビセッサー首相主催晩餐会が開催され,安倍総理夫妻は,カリコム諸国首脳,日本からの経済ミッションとともに出席しました。晩餐会会場の入り口は,トリニダードのカーニバル風の装飾が施され,また,双方の首脳の挨拶に続き,音楽が演奏されるなど,終始和やかな雰囲気でした。

6 日カリコム首脳会合

  • (写真提供:内閣広報室)
  • (写真提供:内閣広報室)

 28日(月曜日)午前8:45分(トリニダード・トバゴ時間。日本時間21時45分),安倍総理は,カリブ共同体(カリコム)14か国首脳等の参加の下,初の日・カリコム首脳会合を行った。カリコム側からは,10か国(アンティグア・バーブーダ,バルバドス,ドミニカ国,グレナダ,ガイアナ,ハイチ,セントクリストファー・ネーヴィス,セントルシア,セントビンセント,トリニダード・トバゴ)の首脳,4か国(バハマ,ベリーズ,ジャマイカ,スリナム)の代理出席(閣僚)及びカリコム事務局長が出席しました。
 会議の冒頭,安倍総理は,改めてカリコム諸国との連帯を強調し,3つ柱から成る日本の対カリコム政策を表明しました。続いて,カリコム各国の首脳等との活発な意見交換を行い,カリコム諸国からは,日本の対カリコム政策を歓迎し,特に,日本の小島嶼国特有の脆弱性についての日本の理解を高く評価するとともに,債務問題,ハリケーン被害,再生エネルギー等において,各国が抱える課題に対する日本の協力への期待が表明されました。

7 署名式・共同記者発表

  • 署名式に立ち会う安倍総理
    (写真提供:内閣広報室)
  • 共同記者発表
    (写真提供:内閣広報室)

 28日(月)午前10時40分から約20分間,安倍総理はパサード=ビセッサー首相,ブラウン・アンティグア・バーブーダ首相とともに日・カリコム首脳会合に関する共同記者発表を実施しました。共同記者発表の冒頭,カリブ地域8カ国向け環境・気候変動対策無償資金協力「気候変動に対応するための日・カリブ・パートナーシップ計画(UNDP連携)」,及び再生可能エネルギー分野での協力に関するJICA,IDB,CDB間の協力覚書(MOC)の署名が行われました。

8 カリコム各国との懇談

  • 日バルバドス首脳会談
    (写真提供:内閣広報室)
  • 日ドミニカ国首脳会談
    (写真提供:内閣広報室)

 28日(月)正午(トリニダード・トバゴ時間。日本時間29日(火曜日)午前1時)から約3時間半にわたり,安倍総理は,カリブ共同体(カリコム)加盟国のうち9か国の首脳等と個別に懇談を実施しました。
 懇談では,「小島嶼国特有の脆弱性」を克服するための支援,同日署名した気候変動対策案件,国際的な議論の場での協力について議論し,本年の日・カリブ交流年を契機に関係を強化していくことで各国と一致しました。各国とも,今回の初の首脳会談を高く評価すると共に,様々なレベルでの協議の強化や交流の深化を進めていきたいとの強い意図を表明しました。

安倍総理と懇談を行ったのは,以下の9カ国の首脳。

フローンデル・スチュアート バルバドス首相
ルーズベルト・スケリット ドミニカ国首相
キース・ミッチェル グレナダ首相
ドナルド・ラモタ- ガイアナ大統領
ミシェル・ジョセフ・マルテリー ハイチ共和国大統領
デンセル・ダグラス セントクリストファー・ネーヴィス首相
ケニー・デイビス・アンソニー セントルシア首相
ラルフ・ゴンザルベス セントビンセント及びグレナディーン諸島首相
ロバート・アメーラリ ・スリナム副大統領

(この他,フレデリック・ミッチェル・バハマ外務・移民大臣及びウィルフレッド・エルリントン・ベリーズ外務大臣は安倍総理に表敬,杉山外審と懇談を実施。)

II 評価

1 初の日カリコム首脳会合を,カリコムのメンバー国に総理が訪問する形で開催できたことについて,日本のカリコム重視の姿勢が表れるものとしてカリコム側から高い評価を得ました。

2 カリコム首脳との間で忌憚ない意見交換をし,小島嶼を有する日本がカリコム側の主要懸案事項につき問題意識を受け止め,国際場裡においても小島嶼国の声を反映する役割を果たすと共に,二国間でも協力を検討するとの真摯な対応をしたことがカリコム側から高い評価を得ました。

3 改めて長い友好の歴史を振り返り,基本的価値を共有するパートナーとしての交流と協力の拡大が確認され,首脳レベルを含むハイレベルでの対話強化の重要性が確認されました。


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