インド
日印首脳会談
令和元年11月4日
11月4日午前11時15分(現地時間)から約45分間,ASEAN関連首脳会議出席のためバンコク訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は,ナレンドラ・モディ・インド首相(H.E. Mr. Narendra Modi, Prime Minister of India)と首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。なお会談には、日本側から西村明宏官房副長官ほかが、インド側からジャイシャンカル外務大臣、ゴヤル鉄道・商工大臣ほかが同席しました。
1 冒頭,安倍総理大臣から,9月のウラジオストク以来の再会を歓迎するとともに,即位礼正殿の儀にインドからコヴィンド大統領に出席いただいたことに謝意を表しました。
モディ首相からは,即礼正殿の儀への祝意とコヴィンド大統領へのもてなしについての感謝が述べられ,安倍総理の訪印とそれに先立つ閣僚級「2+2」を楽しみにしている旨発言がありました。
2 両首脳は,防衛協力,日印による第三国協力や投資促進などの連携により,次の総理訪印に向けて日印関係を強化していく施策を意見交換しました。また両首脳は,RCEPや地域情勢についても意見交換を行いました。
その中で,安倍総理からは,北朝鮮の拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を求めました。