報道発表
佐藤外務副大臣とオサマ・ファイサル・スーダン外務担当国務大臣との会談
平成30年10月7日
本7日午前11時25分頃から約20分間,佐藤正久外務副大臣は,アフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合出席のため訪日中のオサマ・ファイサル・アッ=サイイド・アリー(Mr.Osama Faisal Elsayed Ali)スーダン共和国外務担当国務大臣との間で会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,佐藤副大臣から,オサマ・ファイサル大臣のTICAD閣僚会合出席を心から歓迎する旨述べました。また,日本は,地域の大国であるスーダンが地域で建設的な役割を果たしていくことを重視しており,その観点から,最近の南スーダンの平和促進に向けたスーダンの貢献を高く評価している旨述べました。
2 更に,佐藤副大臣から,平和の定着や基礎生活分野,産業多角化・農業振興を軸にスーダンの発展を引き続き支援していく所存である旨,また,スーダンのWTO加盟努力も支援していきたい旨述べました。
3 続けて,オサマ・ファイサル大臣から,技術協力をはじめとした日本の対スーダン支援に謝意を表明するとともに,日本企業からの対スーダン投資への期待を表明しました。また,日本との政策対話を重視する旨述べるとともに,明年のTICAD7に向けた協力を約束しました。