スーダン共和国
日・スーダン外相会談
平成28年8月27日
本27日18時15分から約15分間，第6回アフリカ開発会議（TICAD VI）に参加するためにナイロビを訪問中の岸田文雄外務大臣は，イブラヒーム・アハマド・ガンドゥール・スーダン外相（H.E. Prof. Ibrahim Ahmed Gandour, Minister of Foreign Affairs of the Republic of the Sudan）との間で日・スーダン外相会談を行ったところ，概要は以下のとおりです。
1 冒頭，岸田大臣から，ガンドゥール外相のTICAD VI出席を心から歓迎するとともに，初めてのアフリカ開催となるTICADを協力して成功させたい旨述べました。これに対して同外相は，TICAD成功に向けた日本の取り組みを評価する旨述べるとともに，日本のスーダンに対するこれまでの様々な支援について謝意の表明がありました。
2 続いて，岸田大臣から，地域の安定のためにスーダンが果たす役割は重要である旨述べ，「コスティ市浄水場施設改善計画」に係る無償資金協力（31.51億円）及び農民の所得向上を目的とした無償資金協力（1.3億円）による機材供与の実施を決定した旨伝達し，これに対してガンドゥール外相から謝意の表明がありました。
3 この他，両大臣は安保理改革を含む国際場裡における協力等に関し，意見交換を行いました。