報道発表
日・マラウイ外相会談
平成30年10月7日


本7日午後5時55分から約20分間,河野太郎外務大臣は,アフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合出席のため訪日中のエマヌエル・ファビアノ(Hon. Dr. Emmanuel Fabiano)マラウイ共和国外務・国際協力大臣と外相会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,河野大臣から,ファビアノ大臣のTICAD閣僚会合出席を心から歓迎する旨述べるとともに,マラウイが独立以降常に平和国家として南部アフリカの安定に寄与してきたことに敬意を表しました。
2 続けて,河野大臣から,マラウイの関係で累計約1,800名の青年海外協力隊派遣や累計23名のABEイニシアティブによる研修生受入れに言及しつつ,これら隊員や研修員が両国の架け橋として活躍することを期待する旨,また,先般マラウイの給水サービス向上のための約3.6億円の無償資金協力を供与した旨述べました。これに対し,ファビアノ大臣から,青年海外協力隊派遣やインフラ支援等,日本の対マラウイ支援に謝意を表明するとともに,明年のTICAD7に向けた協力を約束しました。
3 また,両大臣は,農業開発に関する協力の可能性につき意見交換を行いました。