報道発表

日・マラウイ外相会談

平成27年3月15日
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 本15日午後0時10分から約25分間、岸田文雄外務大臣は、第3回国連防災世界会議に出席するため、仙台に滞在中のジョージ・タパトゥラ・チャポンダ・マラウイ共和国外務・国際協力大臣(Hon. Dr. George Thapatula Chaponda、 Minister of Foreign Affairs and International Cooperation of the Republic of Malawi)と外相会談を行いました。会談の概要は以下のとおりです。

1.冒頭
 冒頭、岸田大臣から、チャポンダ大臣の訪日を歓迎するとともに、国連防災世界会議への出席に対する感謝を述べた他、1月にマラウイで発生した豪雨による洪水被害に対するお見舞いを述べました。これに対し、チャポンダ大臣から、日本の招待とおもてなしに感謝するとともに、東日本大震災からの復興における日本の対応を賞賛し、日本からの洪水被害に対する支援に謝意表明がありました。

2.二国間関係
 岸田大臣から、マラウイの成長に向けた努力を支援する意向であり、日本の電力分野での支援がマラウイの電力安定供給に大きく貢献することを期待する旨述べたところ、チャポンダ大臣より、日本からの支援に謝意が表明されるとともに、インフラ分野の開発支援に対する期待が表明されました。

3.TICAD
 岸田大臣から、2016年にアフリカで初開催の方向で調整中の次回TICADの成功に向け、協力を要請したのに対して、チャポンダ大臣からは次回TICADへ向けた積極的に協力する旨が表明されました。

4.国際場裡における課題
 岸田大臣から、国連安保理改革に向け両国間で協力していきたい旨述べたところ、チャポンダ大臣から賛同が表明されました。また、両大臣はNPT運用検討会議での成功に向けて協力することを確認しました。

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