報道発表
日・モザンビーク外相会談
平成30年10月7日



本7日午後4時30分から約20分間,河野太郎外務大臣は,アフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合出席のため訪日中のジョゼ・コンドゥグア・アントニオ・パシェコ(H. E. Mr. José Condugua António Pacheco)モザンビーク共和国外務協力大臣と外相会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,河野大臣から,パシェコ大臣のTICAD閣僚会合出席を心から歓迎する旨述べました。また,昨年の日モザンビーク外交関係樹立40周年に実現したニュシ大統領の訪日により,二国間関係が緊密化していることを歓迎しました。
2 続けて,パシェコ大臣から,日本の支援はモザンビークにとって重要であるとして謝意を表明し,鉱物資源や天然ガス等の豊富な資源を背景とした,ナカラ回廊にみられるように,日本企業のモザンビークに対する関心の高まりを歓迎する旨述べるとともに,更なる日本のプレゼンスの高まりを期待する旨述べました。また,明年のTICAD7に向けた協力を約束しました。
3 河野大臣からは,ABEイニシアティブにより,これまでに計102名のモザンビークの若者が日本に留学した旨紹介するとともに,職業訓練センター改善のための支援に関する本年9月の署名に言及しました。
4 パシェコ大臣からは,モザンビークの経済財政状況につき説明するとともに,引き続き財政状況の改善のために積極的に取組んでいく旨述べました。