報道発表
金杉アジア大洋州局長とソン・キム米国国務省北朝鮮政策担当特別代表との意見交換
平成28年9月11日
1 本11日,金杉憲治アジア大洋州局長(六者会合首席代表)は,訪日中のソン・キム米国国務省北朝鮮政策担当特別代表(六者会合首席代表)(Ambassador Sung Kim, Special Representative for North Korea Policy)と意見交換を行いました。
2 両者は,今般の北朝鮮による核実験は断じて容認できず,北朝鮮に対し,安保理決議や六者会合共同声明の遵守を強く求めていくことを確認しました。また,9月9日に行われた日米の首脳及び外相間の電話会談を踏まえ,安保理の場を含め,国際社会において緊密に連携していくことを再確認しました。その上で,北朝鮮に対する更なる制裁措置を含む新たな安保理決議の採択に向けた取組や,日米それぞれの追加的な独自措置の検討など,引き続き日米,日米韓で協力し,断固たる対応をしていくことで一致しました。
3 拉致問題の解決に向けた我が国の取組について取り上げ,改めて米国から理解と支持を得ました。