報道発表

第3回日・UNODC戦略政策対話の開催

平成28年6月28日

1 本28日,外務省において,第3回日・UNODC(国連薬物・犯罪事務所)戦略政策対話が,石兼公博総合外交政策局長とユーリ・ヴィクトロヴィチ・フェドートフUNODC事務局長(Mr. Yury Viktorovich Fedotov, Executive Director of the United Nations Office on Drugs and Crime)との間で開催されました。

2 今回の第3回戦略対話では,国際テロや腐敗,麻薬分野等における我が国とUNODCとの具体的な連携等について意見交換を行い,4月の国連麻薬特別委員会(UNGASS)5月のG7伊勢志摩サミットの成果を踏まえつつ,更に連携を深めていくことを確認しました。

3 また,戦略対話に続いて開かれた水嶋光一総合外交政策局審議官と同事務局長との昼食会においては,前回会合(平成27年1月)以降に進められてきた協力案件・実績のレビューを行いました。

(参考1)国連薬物・犯罪事務所(UNODC)  1997年に「国連薬物統制計画」と「犯罪防止刑事司法計画」が統合され設立。本部はウィーン。不正薬物及び犯罪に関する調査・分析,犯罪や麻薬関連条約の締結・実施と国内法整備支援,組織犯罪・テロ対策能力向上のための技術協力を実施。

(参考2)日・UNODC戦略政策対話
 平成25年に作成された日・UNODC行動計画に基づき,テロ及び組織犯罪対策のための協力を推進するために,我が国とUNODCとの間で行われている対話の枠組。


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