報道発表
第2回日・UNODC戦略政策対話の開催
平成27年1月16日
1 本16日,国連薬物・犯罪事務所(UNODC)の本部があるオーストリアのウィーンにおいて,第2回日・UNODC戦略政策対話が,平松賢司総合外交政策局長とフェドトフUNODC事務局長(Mr. Yury Viktorovich Fedotov, Executive Director of the United Nations Office on Drugs and Crime)との間で開催されます。
2 この戦略政策対話は,日本とUNODCとの間で平成25年6月に作成した「日・UNODC行動計画」(PDF)に基づき,テロ及び組織犯罪対策のための協力を推進するために,我が国とUNODCとの間で行われるものです。
3 今回の第2回会合では,前回第1回(平成25年6月)会合以降に,日本とUNODCとの間で進めてきた協力案件・実績のレビューを行うと共に,テロ,人身取引,薬物取引,サイバー犯罪等の主要分野について,意見交換が行われる予定です。
4 日本は,UNODCへの拠出等を通じて,中東・アフリカにおけるテロ対策,東南アジアでのサイバー犯罪対策や人身取引対策,アフガニスタンでの薬物対策といった国際協力を進めてきています。
5 先般の仏新聞社への銃撃テロ事件のように,テロとの闘いは引き続き国際社会が全力で取り組んでいくべき最重要課題です。今回の第2回対話は,テロ対策及び組織犯罪対策の分野で高い評価と実績を誇る国際機関であるUNODCとの更なる連携強化を図り,日本として,如何なる貢献が出来るかを検討する重要な機会となります。