国連外交

令和5年12月20日

アジア・太平洋電気通信共同体(APT)とは

 アジア太平洋地域の電気通信網計画の完成の促進とその後の有効的な運営を図るための地域的機関。主として、以下の活動を行っています。

  • (1)国際電気通信連合(ITU)全権委員会議(PP)、世界電気通信開発会議(WTDC)、世界電気通信標準化総会(WTSA)、世界無線通信会議(WRC)その他のITU会合等に向けた地域準備会合等を開催し、APT共同提案の策定等を通じ、政策提言力の強化・域内の意見調整機能の活性化をはかる。
  • (2)域内のICTの発展に寄与するため、政策立案担当幹部レベルの域内人材ネットワークの形成・国際会議で活躍するリーダシップ人材の育成等。

加盟国

 38か国・地域

APT主要国際会議

総会:
3年に1度開催され、APTの政策方針、分担金額、予算シーリング等を決定。
APG(WRC準備会合):
世界無線通信会議(WRC)にAPT加盟国の意見を反映させるため、域内で共同提案を作成することを目的とした会合。
ASTAP(アジア・太平洋電気通信標準化機関):
域内における電気通信分野の標準化活動を強化し、国際標準策定に貢献することを目的とする地域標準化機関。
PRF(政策規制フォーラム):
電気通信分野の政策及び規制に関する課題について、意見・情報交換するフォーラム。
AWG(APT無線グループ):
域内における新しい無線アプリケーションの普及促進、周波数や無線システムの調和の検討等を目的とした会合。
ADF(APT開発フォーラム):
域内における電気通信及びICTインフラの開発を促進することを目的としたフォーラム。
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