
APT事務局長選挙の結果について(山田俊之候補の当選)
平成19年11月28日
- 11月28日(水曜日)(現地時間)、韓国のソウルにおいて開催中のAPT(アジア・太平洋電気通信共同体)管理委員会において事務局長選挙が行われ、我が国が擁立していた山田俊之(やまだとしゆき)候補(現APT事務局次長)が全会一致で当選した。これは、園城博康(そのきひろやす)氏(93年から96年まで在任)に続き、2度目の日本人候補の当選である。
- 山田候補は総務省(旧郵政省)出身。現職のAPT事務局次長としてAPTの組織・業務に精通していたこと、その運営ぶりについて各国から高い評価を得ていることが今回の当選につながった。
(参考) APTの概要
アジア・太平洋電気通信共同体(Asia-Pacific Telecommunity:APT)は、アジア・太平洋地域の電気通信の開発促進及び地域電気通信網の整備・拡充を主たる目的とした国際機関であり、研修やセミナーを通じた人材育成、標準化や無線通信等の地域的政策調整及び地域的な電気通信問題の解決等を行っている。1979年に設立された。我が国の分担金負担率は全加盟国中第1位。