国際保健
テワドロス・メレッセ国際家族計画連盟(IPPF)事務局長による小田原外務大臣政務官表敬
平成28年12月14日
12月13日,午後2時20分から約20分間,小田原外務大臣政務官は,WAW!2016参加のために訪日中のテワドロス・メレッセ国際家族計画連盟(IPPF)事務局長(Mr. Tewodros Melesse, Director-General of the International Planned Parenthood Federation(IPPF))の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,小田原外務大臣政務官から,今回の訪日を歓迎するとともに,我が国が推進するユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(PDF)の実現には性と生殖に関する健康サービスの提供が重要,我が国はIPPFによる女性のニーズに配慮した活動を評価しており,引き続き協力していきたい旨発言がありました。また,IPPFと日本企業との連携例を取り上げ,途上国支援において民間企業が果たす役割は益々増加しており,引き続き民間セクターとの連携の模索と強化を期待する旨述べました。更に,国や地域によって異なる課題に直面する事務局長の労を労うとともに,日本政府として引き続きIPPFを支援していく旨述べました。
2 メレッセIPPF事務局長から,IPPFと日本政府の協力関係に触れ,人間の安全保障,持続可能な開発目標(SDGs),ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ,女性の活躍等,共通の開発アジェンダに基づき連携してきた長い歴史について述べました。また,TICAD(アフリカ開発会議)に見られるアフリカでの連携に加えて,世界中のコミュニティ・レベルで連携を強化し,人間の安全保障を実現していきたい旨述べました。更に,性と生殖に関する健康分野で今こそ日本にリーダーシップをとって欲しい旨発言しました。