人権外交
堀井学外務大臣政務官のスイス訪問(結果)
平成30年2月28日
2月26日(月曜日)~28日(水曜日),堀井学外務大臣政務官は,スイスのジュネーブを訪問し,第37回人権理事会ハイレベル・セグメント,ジュネーブ軍縮会議(CD)公式本会議,及び対人地雷禁止条約第3回プレッジング会合等に出席してステートメントを実施したほか,各国・国際機関の要人と会談等を行いました。概要は以下のとおりです。
1 第37回人権理事会ハイレベル・セグメント等
2月27日午後,堀井学政務官は人権理事会ハイレベル・セグメントにおいてステートメント(日本語・英語)を実施しました。その中で,堀井学政務官は,本年は世界人権宣言採択70周年であり,我が国として引き続き世界の人権保護・促進に取り組む旨述べました。また,拉致問題の早期解決の重要性を訴えるとともに,日本は今次人権理事会においても,EUとともに北朝鮮人権状況決議案を共同提出する予定である旨述べ,各国の理解と支持を求めました。更に,韓国の代表団が慰安婦問題に言及したことを受け,同問題に関する日本の立場を述べました。
また,前日の26日には,スポーツと人権に関するサイドイベント「メガ・スポーツ・イベントにおける人権尊重の強化」に出席し,2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた日本の取組等についてスピーチ(日本語・英語)を行いました。
また,前日の26日には,スポーツと人権に関するサイドイベント「メガ・スポーツ・イベントにおける人権尊重の強化」に出席し,2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた日本の取組等についてスピーチ(日本語・英語)を行いました。
2 ジュネーブ軍縮会議(CD)公式本会議
3 対人地雷禁止条約第3回プレッジング会合
4 各国及び国際機関の要人との会談等
堀井学政務官は,ライチャーク国連総会議長,マウラー赤十字国際委員会(ICRC)総裁,ムハンマド・カタール副首相兼外相,ザキ・モルディブ家族省大臣,チョウ・テイン・ミャンマー国際協力大臣,エリヤヴェツ・スロベニア副首相兼外相等と,国際場裏における協力等につき意見交換を行い,また北朝鮮人権状況決議案に対する支持・理解を求めました。また堀井学政務官は,中満国連軍縮担当上級代表と会談し,軍縮分野において国連と引き続き緊密に連携していくことを確認しました。さらに,在ジュネーブの日本人国際機関職員を激励し,意見交換を行いました。
(参考)堀井学政務官日程
2月25日(日曜日)
ジュネーブ着
2月26日(月曜日)
各国・国際機関要人との会談等
2月27日(火曜日)
対人地雷禁止条約第3回プレッジング会合出席
ジュネーブ軍縮会議公式本会議出席
人権理事会ハイレベル・セグメント出席 等
2月28日(水曜日)
ジュネーブ発