食料安全保障
世界食料デー記念シンポジウム
「食料問題を考える,『食品ロス』を知ろう!」
”Creating a sustainable future –
What can we do to reduce Food Loss and Waste?” の開催
(結果)
令和元年10月18日
1 10月18日,外務省は,国連食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所との共催により,国連大学において,世界食料デー記念シンポジウム(PDF)「食料問題を考える,『食品ロス』を知ろう!(“Creating a sustainable future – What can we do to reduce Food Loss and Waste?”)」を開催いたしました。
2 本シンポジウムは,国連が定める「世界食料デー(10月16日)」や日本における「食品ロスの削減の推進に関する法律(食品ロス削減推進法)」の施行(10月1日)などの機会を捉え,食品ロス削減の取組への理解を促進し,持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた国際的な貢献の可能性を探ることを目的として開催いたしました。主催者である外務省を代表して中山展宏外務大臣政務官が出席したほか,政府関係者,企業関係者,大学関係者,報道関係者等,約100名が参加しました。
3 冒頭,中山外務大臣政務官から,全世界で作られている食料のうち約3分の1が廃棄される中,世界的な食品ロスの削減への取組が必要であり,本シンポジウムをきっかけに,日本社会に根付いている食べ物を残さない,粗末にしないという意識が,日本のみならず世界にも広がっていくことを期待する旨述べました。
4 シンポジウムでは,ロサ・ロールFAO企業開発上級専門官が基調講演を行ったほか,企業や自治体,有識者から,日本における食品ロス削減の先進的な取組が紹介されました。パネルディスカッションでは,食品ロス削減を通じたSDGs達成への貢献などについて,活発な議論が行われました。