ザンビア共和国

日・ザンビア首脳会談

平成30年12月19日

英語版 (English)

 本19日午後6時頃から約60分間,安倍晋三内閣総理大臣は,実務訪問賓客として訪日中のエドガー・チャグワ・ルング・ザンビア共和国大統領(H.E. Mr. Edgar Chagwa Lungu, President of the Republic of Zambia)と首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
 なお,首脳会談後,両首脳の立ち会いの下,側嶋秀展駐ザンビア日本国大使とマーガレット・ムワナカトウェ・ザンビア財務大臣により,ザンビア大学獣医学部に対する医療機材供与に関する,5億円規模の無償資金協力「経済社会開発計画」に係る交換公文の署名が行われました。次いで両首脳による共同記者発表が行われ,日・ザンビア共同声明骨子(PDF)別ウィンドウで開く仮訳(PDF)別ウィンドウで開く英語(PDF)別ウィンドウで開く)を発出しました。その後,安倍総理大臣主催の夕食会が行われ,両国関係の幅広い話題に会話が及びました。

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    握手を交わす両首脳
    (写真提供:内閣広報室)
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    日・ザンビア首脳会談
    (写真提供:内閣広報室)

1 冒頭発言

(1)安倍総理大臣から,6年ぶりとなるザンビアの国家元首による二国間公式訪問及びルング大統領の初めての訪日を歓迎するとともに,二国間が共有する普遍的価値の上に築き上げられた友好関係を一層深めたい旨述べました。また,これまでのザンビアによるTICADプロセスへの積極的な貢献に謝意を述べつつ,来年8月に横浜市で開催されるTICADへのルング大統領の出席とTICAD7に向けた一層の協力を期待する旨述べました。

(2)これに対し,ルング大統領から,今回の日本の招待への謝意を述べた上で,今回の訪日を機会に両国関係を一層発展させたい旨述べるとともに,来年のTICAD7へのルング大統領の出席とTICAD7の成功に協力していくことを約束しました。

2 二国間関係

(1)ザンビアの持続可能な開発への支援

 安倍総理大臣は,2030年までにザンビアが繁栄した中所得国になるとの目標を支持する旨表明しました。また,日本は日本ならではの質の高い支援を積み重ねていることを説明し,ザンビアの持続可能な開発を引き続き支援していく旨述べました。これに対し,ルング大統領から,インフラ,保健,農業及びカイゼン・プロジェクト等の人材育成における日本の協力や青年海外協力隊の派遣に対し,謝意が表明されました。これに関連し,両首脳は,持続可能な開発のためには,開放性,透明性,経済性及び被援助国の財政的健全性といった国際スタンダードに則した開発の重要性を強調しました。

(2)経済分野における協力

 安倍総理大臣は,本年7月にザンビアに派遣されたアフリカ貿易・投資促進官民合同ミッション及び明20日に開催される日・ザンビアビジネスフォーラムにも言及しつつ,日本企業のザンビアに対する更なる投資を喚起するためにも,同国におけるビジネス環境整備を要請しました。また,両首脳は最近の投資協定交渉の実質的な進展を歓迎しました。

3 地域情勢・国際場裡での協力強化

 両首脳は,法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序を維持することへのコミットメントを再確認し,現状を変更し得るあらゆる一方的行動に反対を表明しました。
 また,北朝鮮問題については,朝鮮半島の非核化に向け,国連安保理決議の完全な履行が必要であるとの立場で一致しました。また,安倍総理大臣から,拉致問題に関する理解と協力を求め,ルング大統領から支持が表明されました。
 さらに,両首脳は,国連安保理改革に関して両者が立場を共有していることを再確認しました。

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    共同記者発表
    (写真提供:内閣広報室)
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    共同記者発表
    (写真提供:内閣広報室)

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