アフリカ

平成30年8月2日
7月23日(月曜日)から7月27日(金曜日)まで,堀井学外務大臣政務官を団長として,アフリカ貿易・投資促進官民合同ミッションがルワンダ及びザンビアを訪問しました。概要は以下のとおりです。

官民合同ミッションは,2008年の第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)で表明された日本・アフリカ間の貿易・投資促進を目的とする施策の一つであり,第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)で安倍晋三内閣総理大臣が発表した官民で総額300億ドル規模のアフリカの未来への投資を実現するための取組の一環です。

今回のミッションは11回目の派遣となり,民間企業(商社,メーカー,金融,エネルギーベンチャー企業等から31社55人),政府各省,政府系法人等(8団体16人)から,両国合わせ延べ39団体から71人が参加しました。

1 期間

平成30年7月23日(月曜日)から7月27日(金曜日)の5日間

2 訪問国

ルワンダ共和国,ザンビア共和国

3 参加者

団長:堀井学 外務大臣政務官
民間団長:八尾尚史 丸紅株式会社アフリカ統括兼ヨハネスブルク支店長
宮下孝之駐ルワンダ日本国大使,側嶋秀展駐ザンビア日本国大使
各省,政府系法人等(外務省,経済産業省,環境省,国際協力銀行(JBIC),日本貿易振興機構(JETRO),国際協力機構(JICA),日本貿易保険(NEXI),海外産業人材育成協会(AOTS))
民間企業31社

4 各訪問国における活動概要

(1)ルワンダ(7月23日から7月25日)

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    カガメ大統領への表敬
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    ムシキワボ外務・協力・EAC大臣への表敬
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    日・ルワンダ投資促進セミナー
7月24日,堀井学政務官は,ムシキワボ外務・協力・EAC大臣及びルランギルワICT大臣をそれぞれ表敬し,今次官民合同ミッションを通じ,両国の官民交流が一層発展し,両国間の投資促進につながることを期待する旨述べました。これに対し,ルワンダ側から,官民合同ミッションの2014年以来のルワンダ再訪への歓迎の意が表され,更なる経済関係強化への強い期待が示されました。

また,堀井学政務官はミッション参加企業とともに,ルワンダ政府から6閣僚の出席を得て行われた日・ルワンダ投資促進セミナー特別セッション(閣僚級パネル)に出席しました。

堀井学政務官及び一行は以上の行事に先立ち,キガリ・ジェノサイド記念館を訪問し,献花を行いました。

7月25日,堀井学政務官はアカマンジ開発庁総裁との面会に続いて,日・ルワンダ投資促進セミナー(ルワンダ開発庁主催セッション)に参加しました。その後,ミッション参加企業とともにカガメ大統領を表敬し,今後の経済を含む二国間関係のより一層の緊密化につき意見を交換しました。

また,堀井学政務官は,ルワンダへの投資事例として先進的な取組を行う現地企業を視察したほか,現地で起業した日本人や青年海外協力隊員(JOCV)を含む在留邦人との意見交換を行いました。

(2)ザンビア(7月26日~7月27日)

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    ルング大統領への表敬
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    日・ザンビア貿易投資促進セミナー
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    ヤルマ商業貿易産業大臣への表敬
7月26日,堀井学政務官は,参加企業とともに,ルング大統領,ムスクワ鉱山鉱物開発大臣,カタンボ農業大臣,ヤルマ商業貿易産業大臣をそれぞれ表敬し,日本企業の強い希望により,今次官民合同ミッションは初めてザンビアへの派遣となった,両国の経済関係が一層促進されることを期待する旨述べました。

大統領及び各閣僚からは官民合同ミッションの訪問への歓迎の意が示され,今後の日本企業による投資の増加や経済関係の強化への大きな期待感が表明されました。

また,堀井学政務官及びミッション参加企業は,日・ザンビア貿易投資促進セミナーに参加するとともに経済特区等の視察を行い,ザンビア政府関係者等から,ザンビアにおける投資環境の最新情報について説明を受け,今後のビジネスのために活発な意見交換を行いました。ヤルマ商業貿易産業大臣からは,ビジネス・パートナーとしての日本への高い期待が表明されました。

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