オーストラリア連邦
日豪首脳会談
令和元年8月25日

(写真提供:内閣広報室)

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8月25日現地時間12時30分(日本時間25日19時30分)から約40分間,安倍晋三内閣総理大臣は,G7ビアリッツサミットに招待され訪仏中のスコット・モリソン・オーストラリア連邦首相(Hon Scott Morrison MP, Prime Minister of the Commonwealth of Australia)と首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。なお,会談の冒頭約20分間は,両首脳だけで行われました。
1 両首脳は,6月のG20大阪サミット以来の再会を喜び,両首脳間の緊密な対話は,「特別な戦略的パートナーシップ(PDF)」を体現するものであるとの認識を共有しました。安倍総理大臣からは,今月1日にモリソン首相が豪州連邦議会で行った「カウラでの日本人捕虜脱走事件75周年追悼のスピーチ」に触れ,同スピーチが日豪和解の成功と両国の友好関係を賞賛する格調高いものであったことに対して謝意を表明し,日豪関係の一層の強化のため共に働く意欲を表明しました。
2 両首脳は,南シナ海や北朝鮮情勢等の地域情勢につき意見交換を行い,引き続き緊密に連携していくことで一致しました。
3 両首脳は,自由で開かれたインド太平洋の実現に関し,自由で開かれたインド太平洋の考え方が,広く共有されてきており,今後,太平洋島嶼国地域等で日豪や日豪米の具体的協力案件を推進することが重要であり,連携を深めることを確認しました。