スリランカ民主社会主義共和国

令和元年12月14日

 12月12日から14日にかけて,茂木敏充外務大臣は,スリランカを訪問したところ,訪問の概要は以下のとおりです。

1 スリランカ政府要人との会談

(1)ゴタバヤ・ラージャパクサ大統領への表敬

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 茂木大臣から,大統領就任の祝辞とともに,スリランカは日本が推進する「自由で開かれたインド太平洋」実現のための重要なパートナーであり,インフラ整備,防衛・海洋安全保障・海上保安,テロ・治安対策分野等における協力を強化していきたい旨述べました。
 これに対し,ラージャパクサ大統領から,茂木大臣の訪問の歓迎と日本からの長年の支援への感謝に加え,日本とスリランカは伝統的に友好関係を築いてきた国であり,今後もインフラ分野,人材育成,紛争後の和解プロセス等を含むあらゆる分野での協力を推進し,二国間関係を強化していきたい旨述べました。
 また,北朝鮮情勢についても意見交換を行いました。

(2)日・スリランカ外相会談

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 茂木大臣から,ディネーシュ・グナワルダナ外務大臣への就任祝意とともに,スリランカとの二国間関係を強化していきたい旨伝えました。その上で,スリランカは「自由で開かれたインド太平洋」を実現するための重要なパートナーであり,その実現に向けた取組の一環として,「質の高いインフラ」整備等の取組を通じて,スリランカのインド洋のハブとしての持続可能な発展に貢献していきたい旨述べました。
 これに対し,グナワルダナ外務大臣からは,スリランカの発展に対する長年の日本からの経済協力への感謝と,今後もインフラ整備分野等で協力したい旨の発言がありました。
 また,茂木大臣から,日スリランカ間で防衛・海洋安全保障・海上保安分野での様々な協力が進んでいることへの歓迎を述べるとともに,今年4月のテロ事件を受けたスリランカの治安改善の取組及び新政権の国民和解に対する取組を日本としても後押ししていきたい旨述べました。
 また,北朝鮮情勢については,関連する国連安保理決議の完全な履行を含め,北朝鮮の完全な非核化に向けてスリランカと緊密に連携・協力していくことで一致しました。また,拉致問題の早期解決に向け改めて理解と協力を求め,グナワルダナ外相の支持を得ました。

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    スリランカ外相主催昼食会
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    スリランカ外相主催昼食会

(3)マヒンダ・ラ-ジャパクサ首相への表敬

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 茂木大臣から,安倍総理からの就任祝辞を手交しつつ,首相就任の祝辞を伝え,重要なパートナーとして,スリランカとインフラ整備等の分野における協力を強化していきたい旨述べました。これに対し,ラージャパクサ首相から,茂木大臣の訪問を歓迎するとともに,長年の日本からの支援に感謝に加え,日本とスリランカは伝統的に友好関係を築いてきた国であり,インフラ整備等の分野での協力推進をしたい旨発言がありました。

2 連続爆破テロ事件現場への訪問,献花

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    シャングリラ・ホテルでの献花
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    シャングリラ・ホテルでの献花
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    聖アンソニー教会での献花
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    聖アンソニー教会での献花

 本年4月21日の連続爆破テロ事件の現場となったシャングリラ・ホテル及び聖アンソニー教会を訪問し,献花を行い,犠牲者及びその御家族に哀悼の意を表しました。

3 コロンボ港の視察

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 日本が協力しているコロンボ港を訪問し,フェルナンド道路・ハイウェー・港湾・海運大臣から同港の概要について説明を受けながら視察を行いました。

4 ウィクラマシンハ前首相(統一国民党(UNP)党首)との会談

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 茂木大臣から,前首相としての2度の訪日を含め,日スリランカ関係強化の尽力に対する感謝を述べるとともに,日本は様々な分野でスリランカと協力を進めていく旨述べました。
 ウィクラマシンハ前首相からは,自らの首相在任期を含め日本からのこれまでの協力に対する感謝と様々な協力プロジェクトが早期に実を結ぶことを期待している旨発言がありました。


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