報道発表
日・スリランカ外相会談
平成30年3月14日


本14日,午後0時20分から約70分間,河野太郎外務大臣は,ティラク・マーラパナ・スリランカ民主社会主義共和国外務大臣(Hon. Mr. Tilak Marapana, Minister of Foreign Affairs of the Democratic Socialist Republic of Sri Lanka)と昼食を交えて会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 二国間関係
マーラパナ外務大臣から,先般の外務大臣として15年ぶりの河野大臣のスリランカ訪問とこれまでの日本からの支援に対する謝意が表されました。
これに対し,河野大臣から,日本はインド太平洋の要衝に位置するスリランカとの関係を極めて重視しており,海洋安全保障及び海上安全,連結性に関する具体的な協力を推進していきたい旨述べ,両大臣は具体的な協力案件について議論しました。
また,両大臣は,農業,科学技術,教育などの分野における協力について意見交換を行いました。
2 地域情勢
両大臣は南アジア地域情勢について意見交換を行うとともに,北朝鮮について,過去の教訓を踏まえ,北朝鮮の完全な,検証可能な,かつ,不可逆的な方法での核・ミサイル開発の放棄を実現するために,最大限の圧力を継続していくことが不可欠であり,対応を強化していくことで一致しました。