ベトナム社会主義共和国

安倍総理大臣とチョン・ベトナム共産党中央執行委員会書記長との会談

平成29年1月16日

 16日午後6時10分(現地時間)から約25分間,ベトナムを訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は,グエン・フー・チョン・ベトナム共産党中央執行委員会書記長(H.E.Dr. Nguyen Phu Trong, General Secretary of the Communist Party of Viet Nam)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭,チョン書記長は,貴総理のベトナム訪問を心から歓迎,2015年に訪日して貴総理にお会いして以来であり大変うれしく思う,その際の日本政府および国民による歓迎に改めて感謝,自分(チョン書記長)はその訪日に今でも強い印象を持っている,自分の訪日時の共同ビジョン声明(PDF)別ウィンドウで開くに沿って,両国関係が高いレベルに引き上げられているものと確信している旨述べました。これに対し安倍総理は,再会を嬉しく思うと述べ,チョン書記長が昨年書記長に再任されたことに祝意を示し,チョン書記長訪日時に発出した共同ビジョン声明に基づき,二国間の協力は大きく進展していることを嬉しく思う,チョン書記長と協力して両国の「広範な戦略的パートナーシップ」関係の更なる発展を期待する旨述べました。

2 二国間関係に関し,安倍総理からは,今春の天皇皇后両陛下のベトナム御訪問の成功のためあらゆる面での協力を要請したほか,日本はベトナムの最大の援助国であり今般約100億円の協力文書に署名を行った,今年度署名に至った協力は約1,300億円にのぼる,加えて今般円借款4件約1,200億円の決定によりビジネス機会を創出,引き続き質の高いインフラ整備及び人材育成を中心に最大限協力したい旨述べました。更に,ベトナムとの安保・防衛関係を一層強化したい旨述べました。これに対しチョン書記長より,両陛下のベトナム訪問のベトナム訪問の決定を大変喜ばしく思い心待ちにしている,この訪問は両国関係の良好な発展の証であり,最大限の歓迎を行いたい,日本はベトナムにとって,貿易,投資,人材育成等における最大のパートナーであり,一貫して対日政策を重視する等の発言がありました。

3 その後,国際場裏における協力について議論があり,海洋を含む地域情勢についても話が及びました。安倍総理からは,地域において法の支配に基づく国際秩序の維持が重要であり,そうした考えの下,ベトナムと協力していきたい旨発言がしました。チョン書記長からは,一昨年の米国訪問を含めた米国との関係及び先般の訪中の模様について発言がありました。また,安倍総理からは「自由で開かれたインド太平洋戦略」を紹介し,ベトナムの協力を得つつ推進していきたい旨述べました。

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