報道発表
日印外相電話会談
令和2年5月7日
5月7日,午後3時30分頃から約30分間,茂木敏充外務大臣は,ジャイシャンカル・インド外務大臣(H.E. Dr S. Jaishankar, External Affairs Minister of India)と電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 茂木大臣から,新型コロナウイルス感染症が拡大する中,インドに滞在する在留邦人の帰国に関するインド政府の支援に謝意を表し,引き続き,邦人の安全確保への協力を依頼するとともに,インドにおける日本企業の活動の再開に向けた支援も要請しました。また,両大臣は,それぞれの国に滞在する自国民の帰国支援について一層協力することで一致しました。
2 また,茂木大臣から,新型コロナウイルス感染症に関する日本からインドへの協力について説明し,ジャイシャンカル大臣から謝意が表明されました。両大臣は,新型コロナ感染症対策に関する双方の国際協力につき意見交換を行い,引き続き両国で緊密に連携していくことを確認しました。
3 さらに,茂木大臣から,状況が落ち着き次第,再び二国間関係を力強く前進させたい,中でも,閣僚級「2+2」のフォローアップを始めとする安全保障・防衛面での協力や,経済・経済協力面での協力を進めたい旨述べました。これに対し,ジャイシャンカル大臣からも,今後も様々な分野で日印協力を進めていきたい旨述べ,両大臣は,「特別戦略的グローバル・パートナーシップ」に基づく二国間関係を一層強化していくことで一致しました。