報道発表
我が国核兵器廃絶決議案の国連総会本会議での採択
令和元年12月13日
1 本13日(現地時間12日),ニューヨークで行われた国連総会本会議において,我が国が提出した核兵器廃絶に向けた決議案(「核兵器のない世界に向けた共同行動の指針と未来志向の対話」)(骨子(PDF)/英文(PDF)
)が,160か国の支持を得て採択されました。
2 この決議案は,11月2日(現地時間1日)に国連総会第一委員会で採択されたものと同一であり,核兵器の究極的な廃絶へのコミットメントを再確認するとともに,2020年の核兵器不拡散条約(NPT)運用検討会議を見据えつつ,NPT体制の維持・強化に向け,核軍縮において国際社会が一致して直ちに取り組むべき行動の指針と未来志向の対話の重要性を強調しています。
3 我が国としては,この決議案を通じ,2020年NPT運用検討会議に貢献していく考えであり,本年の決議案は,核兵器国や核兵器禁止条約を支持する国を含む,様々な立場の多くの国々の支持を得て採択されました。
4 我が国としては,引き続き,核兵器のない世界の実現に向けて一歩ずつ着実に前進すべく,粘り強く努力を重ねていきます。
[参考1]国連総会本会議における我が国決議案の採択結果
- 賛成:160
- 反対:4(中国,北朝鮮,ロシア,シリア)
- 棄権:21
- 賛成:148(56か国の共同提案国を含む)
- 反対:4(中国,北朝鮮,ロシア,シリア)
- 棄権:26