報道発表

若宮外務副大臣とビロル国際エネルギー機関事務局長との会談

令和元年9月25日
若宮外務副大臣とビロル国際エネルギー機関事務局長との会談

 本25日,午後3時から約40分間,若宮健嗣外務副大臣は,訪日中のファティ・ビロル国際エネルギー機関(IEA)事務局長(Dr. Fatih Birol, IEA Executive Director)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 若宮外務副大臣から,日本は,IEAが世界のエネルギー安全保障の強化において,今後も中核的な役割を果たすことを期待しており,IEAの諸活動を引き続き積極的に支援していく旨述べるとともに,先般のサウジアラビア石油施設への無人機による攻撃を受けたIEAの対応に関し,ビロル事務局長のリーダーシップを評価する旨述べました。

2 これに対し,ビロル事務局長から,日本のIEAに対する貢献への謝意が示されるとともに,グローバルなエネルギー安全保障の更なる確保に向け,日本と更に協力関係を強化していきたい旨述べました。

3 両者は,本年12月のIEA閣僚理事会を見据えたアソシエーションにおける協力等についても意見交換を行いました。

[参考]アソシエーション
 世界のエネルギー消費量におけるOECD非加盟国の割合の増加といったエネルギー情勢の変化を受け,IEA非メンバー国との協力関係を制度的枠組の構築を通じて強化することを目指すイニシアティブ。2019年9月現在,中国,インドネシア,タイ,シンガポール,モロッコ,インド,ブラジル,南アフリカの8か国がアソシエーションに参加済み。


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