報道発表

山田外務大臣政務官のフランス訪問(結果)

平成31年3月13日

  1.  3月11日から12日まで,山田賢司外務大臣政務官は,フランス共和国を訪問したところ,概要は以下のとおりです。

    1 経済協力開発機構(OECD)東南アジア地域プログラム(SEARP)地域フォーラムへの出席

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     11日,山田政務官は,経済協力開発機構(OECD)東南アジア地域プログラム(SEARP)地域フォーラムに出席し,SEARPに対する日本の継続的コミットメントや東南アジアの連結性とOECDの役割,東南アジア地域に対する日本の取組等についてスピーチ(PDF)別ウィンドウで開くを行いました。また,山田政務官は,アータユット・シーサムート・タイ外務副次官(SEARP共同議長),グエン・ヴァン・タオ・ベトナム外務大臣補佐官等と立ち話を行いました。

    2 フィールド英外務・英連邦閣外大臣との会談

     同日,山田政務官は,同フォーラムに出席したマーク・フィールド英外務・英連邦閣外大臣(The Rt Hon Mark Field MP, Minister of State for Asia and the Pacific, Foreign and Commonwealth Office)と会談を行いました。
     この会談では,英国のEU離脱に関して,山田政務官から,3月末に予定される英国のEU離脱期限を控え,日本政府としては,EU離脱後も英EU間の円滑な貿易・投資が維持され,予見可能性・法的安定性が確保されることを重視する旨改めて伝達し,「合意なき離脱」の回避及び離脱に伴う日系企業への悪影響を最小化すべきことについて働きかけを行いました。
     これに対し,フィールド大臣から,EU離脱に係る状況を説明しつつ,日本側の懸念は理解する,日英関係に悪影響を与えないように努めたい旨述べました。また,フィールド大臣から,2011年3月11日の東日本大震災の被災者に対するお悔やみが伝えられました。 また,両者は,日英二国間関係,北朝鮮問題,気候変動,OECDを通じた東南アジアとの協力等についても意見交換を行いました。

    3 グリアOECD事務総長との会談

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     12日,山田政務官は,アンヘル・グリアOECD事務総長(Mr. Ángel Gurría, Secretary General of the OECD)と会談を行いました。
     山田政務官から,OECDは,幅広い経済・社会分野において,先駆的かつ質の高い分析や政策提言を精力的に行っており,本年日本が議長国を務めるG20においても,引き続き連携したい旨述べました。また,来るG20大阪サミットでは,自由貿易の推進やイノベーションを通じた世界の経済成長の牽引と格差への対処,開発・地球規模課題への貢献を通じて力強いメッセージを発出したい,同サミットの約1か月前のタイミングで開催されるOECD閣僚理事会では,公平な競争条件の確保,市場歪曲的措置の除去,デジタル保護主義への対処の重要性につき日本の立場をしっかりと発信し,その成果も踏まえてG20大阪サミットに臨みたい旨述べました。
     グリア事務総長からは,SEARP等を通じたOECDと東南アジアの協力はますます発展しており,SEARPに対するこれまでの日本の支援に感謝する,本年のG20大阪サミットの成功に向けて,OECDとして質の高いインフラ,貿易,過剰生産能力問題への対応,デジタル,気候変動,SDGs等様々な分野で協力していく旨述べました。
     また,両者は,OECD非加盟の新興国との協力,OECDにおける邦人職員の増強等についても意見交換を行いました。
     さらに,会談では,2011年の東日本大震災,OECD東北スクールを含む震災復興のための協力も話題に上りました。

    [参考]経済協力開発機構(OECD)東南アジア地域プログラム(SEARP)
    (1)OECDが,東南アジア諸国の経済統合,国内改革の推進の支援等のために2014年に立ち上げたプログラム。OECDは2007年,東南アジア地域の世界経済における重要性の高まりに鑑み,同地域を対外関係上の「戦略的優先地域」と位置づけ。2014年5月の閣僚理事会(議長国:日本)にて,安倍総理大臣及び東南アジア閣僚参加の下,同プログラムが立ち上げられ,日本は,昨年3月までインドネシアと初代共同議長を務めた。現在の共同議長は,韓国及びタイ。

    (2)SEARP設立以降,同枠組の下,地域フォーラム(政務レベル)が原則として毎年開催されている。本年は,3月11日に,同フォーラムが「東南アジアの連結」の議題の下,OECD加盟国,東南アジア諸国,関連国際・地域機関等のハイレベルの参加を得て開催された。


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