報道発表
河野外務大臣とメレドフ・トルクメニスタン副首相兼外務大臣との昼食会
平成30年10月22日


本22日午後0時40分から約1時間,河野太郎外務大臣は,訪日中のラシッド・メレドフ・トルクメニスタン副首相兼外務大臣(H.E. Mr. Rashid MEREDOV, Deputy Chairman of the Cabinet of Ministers and Minister of Foreign Affairs of Turkmenistan)と昼食会を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 河野大臣から,メレドフ副首相兼外務大臣の昨年に続く訪日を歓迎した上で,昨年4月にトルクメニスタンで開催された「中央アジア+日本」対話外相会合における同大臣の議長としての差配に謝意を表明するとともに,今回の訪日が両国関係の更なる発展の第一歩となることを期待する旨述べました。
2 これに対し,メレドフ副首相兼外務大臣から,エネルギー分野における最近の我が国との協力関係の進展に触れつつ,更なる案件の実施に向けて両国間で協議を進めていきたいとの意向が表明されました。
3 双方は,経済,人材育成及び人的交流等の諸分野における二国間協力の他,地域情勢や国際場裡における協力につき幅広く意見交換を行いました。北朝鮮問題については,河野大臣から,朝鮮半島非核化のための安保理決議の完全な履行のための国際社会の一致した対応が不可欠である旨述べるとともに,拉致問題の解決の重要性を説明し,トルクメニスタン側の協力を求めました。これに対し,メレドフ大臣から,このような日本の立場への理解が示されました。