トルクメニスタン

安倍総理大臣のトルクメニスタン訪問

平成27年10月24日

英語版 (English)

安倍総理大臣は,トルクメニスタンを訪問したところ,概要は以下のとおりです。

1 主な行事

10月23日(金曜日)
  • 独立記念塔で献花する安倍総理大臣
    (写真提供:内閣広報室)
  • 独立記念塔で植樹する安倍総理大臣
    (写真提供:内閣広報室)
ベルディムハメドフ大統領との首脳会談
民間ミッションとの昼食会
独立記念塔献花・植樹式
アハルテケ馬鑑賞
民間ミッションとの会合
ビジネス・フォーラム
マフトゥムグルィ名称トルクメニスタン国立総合大学名誉教授号授与式
ベルディムハメドフ大統領主催晩餐会
  • アハルテケ馬を鑑賞する安倍総理
    (写真提供:内閣広報室)
  • 名誉教授号授与式
    (写真提供:内閣広報室)

2 主要行事の概要

  • 日・トルクメニスタン首脳会談(少人数会合)
    (写真提供:内閣広報室)
  • 日・トルクメニスタン首脳会談)
    (写真提供:内閣広報室)

(1)ベルディムハメドフ大統領との首脳会談(会談後,日・トルクメニスタン共同声明を発出)

10月23日、トルクメニスタンを訪問中の安倍総理は、現地時間9時05分から11時15分まで2時間以上、ベルディムハメドフ大統領との間で日トルクメニスタン首脳会談を行いました。
今回の首脳会談は、安倍総理にとって、3回目のベルディムハメドフ大統領との会談となりました。会談では、最初に約80分間の少人数会合が行われ、その後約45分間の拡大会合が行われました。

ア 二国間関係

(ア)総論
最初に安倍総理から、日本の総理として初めてトルクメニスタンを訪問したことに言及し、またトルクメニスタンの永世中立20周年に対する祝意を表明しました。
安倍総理から、来年駐トルクメニスタン日本国特命全権大使を派遣する意向を表明し、また外交・公用査証の相互免除について歓迎の意を表明しました。

(イ)経済
ベルディムハメドフ大統領は、トルクメニスタンにおける日本企業の活動を評価し、今後も日本企業の活動を歓迎すること、また運輸・物流インフラの整備、貿易額の潜在性に見合う水準への引き上げについて言及しました。
安倍総理からは、トルクメニスタンの産業高度化における日本企業への期待に感謝を述べ、今回の訪問に際し事業規模総額2兆2千億円に上る案件に関する文書に署名が行われることを歓迎しました。

(ウ)人材育成
安倍総理から、日本政府として今後高等専門学校を始め日本型工学教育を活用し、高度産業人材育成への協力を進める考えである旨説明し、また、日本の学術関係者の関与を得て、トルクメニスタンで日本式の工科大学設立の準備が進められていることを歓迎しました。

(エ)人的・文化的交流
安倍総理から、両国間の相互理解を深めるため日本語教育、映像コンテンツ、柔道を始めとするスポーツ等様々な事業を積極的に実施し、人的・文化人的交流を促進する意向が表明されました。また「MIRAI」プログラムを通じ、トルクメニスタンの青年10名を、他の欧州・中央アジア諸国の青年とともに日本に招聘する旨説明しました。

イ 地域的課題における連携

(ア)総論
安倍総理から、来年トルクメニスタンにおいて外相会談が行われる「中央アジア+日本」対話への協力につき言及し、両首脳は、テロ対策・麻薬対策・国境管理の重要性を指摘しました。

(イ)安倍総理は、地域における発展の最重要課題である運輸・物流の問題について言及し、アンナメレドフ鉄道運輸大臣の年内訪日を招請しました。

ウ 地域情勢

(ア)両首脳は、アフガニスタン、ISILやイランといった地域情勢について意見交換を行いました。

(イ)北朝鮮に関し、安倍総理から、北朝鮮は安保理決議に明白に違反して核・ミサイル開発を継続している、国際社会が連携して、北朝鮮に対し、挑発的な活動の自制、安保理決議の遵守を強く求めるべき、拉致問題は日本にとり最重要課題であり、早期解決に向け理解と協力を期待したい、北朝鮮人権状況決議にも支持をお願いしたい旨述べました。

エ グローバルな舞台での協力

(ア)総論
安倍総理から、日本は「積極的平和主義」の立場から、今般成立した「平和安全法制」も踏まえ、国際社会の平和と安定に一層貢献する考えである旨説明し、支持を要請しました。

(イ)国連
安倍総理から、今次国連総会会期中に安保理改革の具体的成果を得られるよう政府間交渉で文書に基づく交渉を早期に開始することが重要であるとしつつ、トルクメニスタンの積極的な支援・参加を要請しました。

(ウ)「世界津波の日」
安倍総理から、トルクメニスタンが、11月5日を「世界津波の日」とする国連総会決議の共同提案国となる決定を行ったことに感謝を述べました。

(エ)軍縮・不拡散
ベルディムハメドフ大統領から、日本の軍縮分野における活動、中央アジア非核化条約への支援を評価しました。
  • 署名式を終え握手する両首脳
    (写真提供:内閣広報室)
  • 共同記者発表
    (写真提供:内閣広報室)

(2)民間ミッションとの昼食会

安倍総理は,23日現地時間午後0時10分(日本時間23日午後4時10分)から約15分間,昼食会において,今次訪問に同行する民間ミッション及び現地日本企業関係者等との懇談を行いました。
本昼食会において,安倍総理大臣は,トルクメニスタンのめざましい経済成長や良好な対日感情に触れつつ,日本の技術や経験にかかる大きな期待を指摘しました。
また,日本の民間団体のトルクメニスタンにおける活動を,両国関係強化の観点から日本政府も最大限協力する考えを伝達しました。

(3)民間ミッションとの会合

安倍総理大臣は,23日現地時間午後4時55分(日本時間23日午後8時55分)から約30分間,ベルディムハメドフ大統領とともに,今次訪問に同行する民間ミッションとの会合に出席しました。
本会合において,安倍総理は,2013年のベルディムハメドフ大統領訪日を機にあらゆる分野で進展する両国関係に言及する中で,特に経済関係の重要性を指摘しました。
また,経済界をはじめとする日本の各界の代表者を大統領へ直接紹介し,日本政府としても民間協力を積極的に後押ししていく姿勢を大統領へ伝えました。

(4)ビジネス・フォーラム

ア 安倍総理大臣は,23日現地時間午後5時30分(日本時間23日午後9時30分)から約45分間,日本貿易振興機構(JETRO),日本トルクメニスタン経済委員会(事務局:ロシアNIS貿易会(ROTOBO)が主催する日トルクメニスタン・ビジネスフォーラムに出席しました。

イ 挨拶において,安倍総理は,世界第2位の埋蔵量を誇るガス田を抱えるトルクメニスタンの重要性に触れながら,両国間の経済面での協力がめざましく進展している旨述べました。また,安倍総理は,事業総額約180億ドル以上に上る様々な案件の進展が確認されたことを表明し,日トルクメニスタン関係を幅広い分野で更に強化したい旨述べました。

ウ 本フォーラムには,ベルディムハメドフ大統領の他,両国の官民経済関係者が参加し,日トルクメニスタン経済関係強化に関する活発な意見交換が行われました。

(5)ベルディムハメドフ大統領主催晩餐会及び茶会

ア 安倍総理夫妻は、23日現地時間午後7時27分(日本時間23日午後11時27分)から約1時間30分、大統領宮殿におけるベルディムハメドフ大統領主催晩餐会に出席しました。
冒頭,ベルディムハメドフ大統領のスピーチ及び乾杯の音頭に続き,安倍総理は,ベルディムハメドフ大統領がこの2年間で2度訪日していることに触れ、トルクメニスタンが、日本の総理大臣として史上初となる今回の中央アジア5カ国訪問の最初の訪問地となったことに言及しました。安倍総理はまた、日本の経済界からも同行を得た今回の訪問は二国間関係を飛躍的に発展させるとの確信を述べました。
その後,終始和やかな雰囲気で晩餐会が行われました。

イ 晩餐会の後,現地時間午後21時02分(日本時間24日午前1時02分)から約50分間,ベルディムハメドフ大統領による茶会に出席しました。
茶会は,大統領宮殿内にある伝統的テント型住居ユルタにて行われました。
  • 民間ミッションとの会合
    (写真提供:内閣広報室)
  • ビジネスフォーラムで挨拶する安倍総理大臣
    (写真提供:内閣広報室)


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