報道発表
日・南スーダン外相会談
平成30年10月7日


本7日午後5時00分頃から約15分間,河野太郎外務大臣は,アフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合出席のため訪日中のニアル・デン・ニアル(H.E. Mr. Nhial Deng Nhial)南スーダン共和国外務国際協力大臣と外相会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,河野大臣から,ニアル・デン大臣のTICAD閣僚会合出席を歓迎する旨述べ,日本は,引き続き南スーダンの平和と安定にコミットしており,今般,南スーダン関係者が平和促進のために恒久的停戦や暫定政府の改組等に合意したことを歓迎する旨述べました。
2 続けて,ニアル・デン大臣から,平和促進のための合意履行の支援のみならず,国民対話プロセスに対する日本からの支援に謝意を表明しました。
3 さらに,ニアル・デン大臣から,ナイル架橋建設や水供給の改善,包括的農業マスタープラン(CAMP)に対する支援に謝意を表明し,インフラ整備と農業は南スーダンにとって2つの最も重要な分野である旨述べました。
4 また,河野大臣から,南スーダンの食料安全保障改善のため,食糧支援の意向を表明しました。また,JICA邦人職員の常駐が再開したところであるとし,南スーダンで活動している経済協力関係者等について治安の確保を求めました。