報道発表
日・ラオス外相会談
平成30年6月11日


本11日,午後0時から約60分間,河野太郎外務大臣は,訪日中のサルムサイ・コンマシット・ラオス人民民主共和国外務大臣(H.E. Mr. Saleumxay Kommasith, Minister of Foreign Affairs of the Lao People’s Democratic Republic)と外相会談(ワーキングランチ)を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 河野大臣から,今年2回目となるサルムサイ外務大臣の訪日を歓迎するとともに,日・ラオス両国の「戦略的パートナーシップ(PDF)」を更に強化させたい,4月のラオス訪問に際する温かい歓待に感謝申し上げる旨述べました。また,地域・国際場裡においても,「自由で開かれたインド太平洋戦略
」の下,連携と協力を一層強化したい旨述べました。
2 これに対し,サルムサイ外務大臣から,今回のトンルン首相訪日に対する温かい歓迎と長年に亘る日本からの支援に対する謝意が表明された上で,河野大臣とともに日・ラオスの友好関係促進に努めたい旨述べました。
3 両大臣は,ラオス行政官に対する人材育成,不発弾(UXO)除去に関する経済協力,人的交流,観光開発等の二国間関係,南シナ海,北朝鮮情勢等について意見交換を行い,今夏のASEAN関連外相会合に向け,引き続き緊密に連携していくことで一致しました。