報道発表
日露外相電話会談
平成29年9月15日
本15日午後8時30分から約25分間,河野太郎外務大臣は,ラヴロフ,セルゲイ・ヴィクトロヴィチ・ロシア連邦外務大臣(Mr. Lavrov, Sergey Viktorovich, Minister of Foreign Affairs of the Russian Federation)との間で日露外相電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 北朝鮮問題について,河野大臣から,国連安保理決議が採択された直後の弾道ミサイル発射は,国際社会に対するあからさまな挑戦であり,看過できず,ロシアと連携したいと述べました。また,国連安保理決議の完全な履行が大前提であり,国連安保理常任理事国であり六者会合メンバーとして重要な役割を担うロシアに対し,建設的な対応を強く働きかけました。
2 両外相は,国連安保理の場も含め,日露で様々なレベルで引き続き連携していくことで一致しました。
3 両外相は,来週の国連総会の際にも会談できるよう引き続き調整し,北朝鮮問題を含む様々な事項について議論することで一致しました。また,日露両国は,二国間関係についても議論し,先般のウラジオストクでの首脳会談での合意事項の更なる具体化に向けて,協議していく予定です。