報道発表
国連麻薬委員会委員国選挙の結果
平成27年4月9日
1 4月8日,ニューヨークの国連本部における経済社会理事会調整管理会合で,国連麻薬委員会(CND)委員国選挙が行われ,我が国はアジア太平洋グループにおいて,有効投票数54票のうち53票を獲得し(トップ当選),委員国に再任されました。
2 我が国は,1961年以来,2010~2011年を除いて,これまで継続して麻薬委員会で委員国を務めてきました。今次再任により,2016~2019年の間,新たな任期を務めることとなります。
(参考1)
麻薬委員会は経済社会理事会(経社理)の機能委員会の一つとして,国連の薬物政策に関して経社理や国連総会に勧告することを主な任務とする。1946年設立。53の委員国(任期4年)で構成される。2年に一度,20か国/33か国の改選選挙が行われる。
(参考2)地域グループごとの結果
(1)アジア太平洋グループ(7議席)
日本(53票),中国(52票),韓国(51票),カタール(49票),パキスタン(45票),タイ(42票),イラン(38票),アフガニスタン(33票=落選)
(2)アフリカ・グループ(7議席:グループ内合意が成立。選挙なし)
カメルーン,コンゴ民,ケニア,モーリタニア,南アフリカ,スーダン,ウガンダ
(3)ラ米カリブ・グループ(7議席:グループ内合意が成立。選挙なし)
アルゼンチン,エクアドル,エルサルバドル,グアテマラ,メキシコ,ペルー,
ウルグアイ
(4)西欧その他グループ(9議席:グループ内合意が成立。選挙なし)
ドイツ,米国,イタリア,オランダ,スペイン,オーストリア,イスラエル,
ノルウェー,トルコ
(5)東欧グループ(3議席:立候補者数が枠数に満たず)
ベラルーシ(残り2議席の選挙は延期)