報道発表
2014年国連経済社会理事会理事国選挙における我が国の当選
平成26年10月30日
1 我が国は,現地時間10月29日ニューヨークにて実施された第69回国連総会における国連経済社会理事会(経社理)理事国選挙において理事国として再選され,2015年から2017年の間,理事国として通算18期目となる任期を務めることとなりました。
2 経社理は,国連総会,安全保障理事会と並ぶ国連の主要機関の一つであり,経済,社会,文化,教育,保健,人権等の分野について勧告を行うこと等を任務とする機関です。特に近年は,ポスト2015年開発アジェンダ,貧困撲滅,持続可能な開発,保健,教育,ジェンダーといった,我が国として重視する課題について集中的に討議してきています。
3 これらの課題に取り組む上で,経社理が実効的な機関としての役割を果たせるよう,我が国として,理事国各国とも連携しつつ,引き続き貢献を行っていく考えです。
(参考)選挙結果の概要
経社理は54か国で構成され,任期は3年間で,毎年3分の1の18か国ずつ改選される。
アジア・太平洋グループ | (改選3議席) | : | インド,パキスタン,日本 |
アフリカグループ | (改選5議席) | : | ブルキナファソ,ガーナ,モーリタニア,ウガンダ,ジンバブエ |
東欧グループ | (改選1議席) | : | エストニア |
ラ米グループ | (改選4議席) | : | アルゼンチン,ブラジル,ホンジュラス,トリニダード・トバゴ |
西欧その他グループ | (改選5議席) | : | オーストリア,フランス,ドイツ,ギリシャ,ポルトガル |