報道発表
フィリピンにおける台風被害に対する国際緊急援助隊・医療チーム第三次隊の派遣
平成25年11月28日
1 今般,我が国は,台風(フィリピン名:ヨランダ)による甚大な被害を受けたフィリピン共和国へ国際緊急援助隊・医療チーム第三次隊を派遣することを決定しました。同チームは,29日にフィリピンに向けて出発する予定です。
2 第三次隊は,既にレイテ島タクロバン市を拠点に活動中の国際緊急援助隊・医療チーム(第二次隊)と交代し,同市近郊を含め,引き続き医療活動を行う予定です。
【参考】フィリピンにおける国際緊急援助隊の活動
(1)医療チーム(第一次隊及び第二次隊):診療人数(15日~26日)計1.519名
(2)専門家チーム:26日,先遣隊出発。12月2日に本隊チームが本邦出発予定。
【参考】フィリピンにおける台風被害に対するこれまでの我が国の支援
国際緊急援助隊(医療チーム及び専門家チーム),自衛隊部隊の派遣に加え,以下を決定(計約5310万ドル(約53.1億円)。
(1)緊急無償資金協力 3000万ドル(約30億円)
(2)緊急援助物資 6000万円相当
(3)我が国NGO(ジャパン・プラットフォーム)からの支援 約150万ドル(1.5億円)
(4)アジア開発銀行(ADB)貧困削減日本基金を通じた緊急支援 2000万ドル(約20億円)
(5)ASEAN+3緊急備蓄米支援 50万ドル(約5000万円)
(6)国際労働機関(ILO)を通じた雇用創出・職業訓練支援 50万ドル(5000万円)