報道発表
国際原子力機関理事による岡本外務大臣政務官表敬
平成30年2月19日
本19日,午後2時10分から約20分間,岡本三成外務大臣政務官は,訪日中の国際原子力機関(IAEA)理事(デンマーク,ヨルダン,ベルギー,スーダン,セルビア)5名の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
- 冒頭,岡本政務官から,今回の訪日を歓迎し,我が国の原子力の平和的利用の取組及び福島第一原発事故後の取組について理解を深められることを期待する旨述べました。
- 岡本政務官は,各IAEA理事に対し,昨年の天野之弥IAEA事務局長再任への支持に謝意を述べるとともに,北朝鮮の核問題やイランの核合意履行への対応,「平和と開発のための原子力」といった,天野事務局長のリーダーシップの下でのIAEAの取組を引き続き力強く支援していきたい旨述べました。また,福島第一原発事故後の日本産食品に対する輸入規制の撤廃と風評被害の解消への協力を求めました。
- これに対し,IAEA理事は,我が国の招へいに謝辞を述べつつ,日本はIAEAの活動に重要な貢献をしている,今回の訪問では日本の原子力の平和的利用や原子力安全への取組に関する理解を深め, IAEAの場を通じて日本との連携を強化していきたいと述べました。