アメリカ合衆国
日米首脳電話会談
平成30年4月28日
4月28日,午後10時30分頃から約30分間,安倍晋三内閣総理大臣は,ドナルド・トランプ米国大統領(The Honorable Donald Trump, President of the United States of America)と電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。なお,トランプ大統領は,安倍総理との電話会談の前に,文在寅韓国大統領と電話会談を行い,南北首脳会談の詳細について説明を受けた上で,会談に臨んだものです。
1 両首脳は,27日に開催された南北首脳会談が,非核化など諸懸案の包括的な解決に向けた前向きな動きであり,北東アジアの平和と安定に向けた歴史的一歩として歓迎すべきものである,との認識で一致しました。
2 両首脳は,北朝鮮が非核化に向けた具体的な行動をとっていくことが重要であり,今後の米朝首脳会談に向けて,北朝鮮の動向を注視していくことで一致しました。
3 また,両首脳は,先般の安倍総理の訪米の際,米朝首脳会談において拉致問題を取り上げることで合意したことを踏まえ,引き続き日米で協力して拉致問題の解決に向けて働きかけていくことで一致しました。
4 更に,両首脳は,引き続き,日米韓三か国が緊密に連携していくことが重要であることを確認しました。