チュニジア共和国

平成30年12月26日

 本26日,午前11時00分(現地時間,日本時間午後7時)から約90分間,河野太郎外務大臣は,訪問中のチュニジアにおいて,ハマイエス・ジヒナウイ・チュニジア外務大臣(SEM Khemaies Jhinaoui, Minister of Foreign Affairs)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。なお,会談に引き続き,ジヒナウイ大臣主催ワーキングランチが行われました。

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    日・チュニジア外相会談
    (少人数会談)
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    日・チュニジア外相会談
    (全体会談)

1 冒頭,ジヒナウイ外務大臣から,河野大臣のチュニジア訪問を歓迎した上で,チュニジアの発展のため日本がこれまで行ってきた協力に対する謝意を表明するとともに,伝統的な友好国である日本との連携を一層発展させたい旨述べました。

2 これに対し,河野大臣から,日本の外務大臣による久しぶりのチュニジア訪問であり,自身も13年ぶりの訪問であり感慨深いと述べた上で,改革や発展に向けたチュニジアの努力を評価するとともに,引き続きチュニジアの安定化に向け貢献する意思を伝えました。

3 河野大臣から,今次訪問を契機に良好な両国関係を新たなレベルに引き上げたいと述べ,両大臣は,両国の協力の実績を確認した上で,このモメンタムを維持するとの観点から,重層的な政策対話(来年初旬に第10回合同委員会の開催に合意)やテロ・治安分野での協力の促進(来年の適切なタイミングで第3回テロ治安対話の開催に合意),経済関係の緊密化等に取り組むことで一致しました。また,両大臣は,日本企業のチュニジアへの一層の進出を後押しするため,投資協定及び租税条約について早期に交渉を開始することで一致しました。

4 また,両大臣は,TICAD7の成功に向けた連携含め国際場裡における協力について確認しました。さらに,両者は,東アジア情勢及び中東情勢について意見交換を行いました。

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    共同記者発表

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